【公共トイレが危険】新型コロナのエアロゾル感染。大便から糞口感染。

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ロックダウンが終わって、みなさん商業施設や旅行なんかにも足を運機会ができてきたと思うんですが、
公共のトイレなどで新型コロナウイルスがエアロゾル感染するという危険性がとある研究で明らかになりました。

6月16日付で学術誌「Physics of Fluids]フィジカルオブフーイドに掲載された論文では
トイレの水を流す時にできる水の渦によって、新型コロナを含む飛沫の雲が発生し、空気中に放たれることが示唆されています。

遺伝子検査を利用したこれまでの研究で、便のサンプルから新型コロナウイルスが検出されており、
少なくとも1つの調査では、便中のウイルスが感染力を持つ可能性が示されました。

糞口感染

ということは新型コロナウイルスに感染した人が用を足すと、ウイルスはひとまず便器の中に治ります。
しかし、その後「水を流す時にウイルスが巻き上げられ、人から人への感染が広がる可能性があります。

トイレから発生する飛沫の問題は、他の感染症との関連で過去数十年間研究されてきました。
しかし、新型コロナウイルスを含め、病原体の拡散に実際どれほど関与してイルカについては、いまだに多くの疑問が残されています。
世界保健機関(WHO)と米疾病対策センター(CDC)はどちらも、
新型コロナウイルスが「糞口感染」つまり便として排出されたウイルスを誤って摂取することによって感染する可能性は低いとしている。

WHOとかCDCがいってるなら大丈夫か?と思いきや、専門家は「注意すべきと警笛を鳴らしています。

 

トイレのリスクはどれくらい?

便器中で水の乱流が作り出す極小の飛沫(エアロゾル)が、
空気中に最大で床から1m強の高さまで放出されることをコンピュータのモデルを使って示した。
便座の中に勢いよく流れ込んだ水が、反対側のかべに強く当たって渦ができる。
この渦が、便器中の水のみならず空気までをも押し上げます。

こうして形成されるエアロゾルは1分あまり空気中に残ることがわかっています。
そしてトイレが頻繁に使われるほど水が流れる勢いは強くなります。

結局、新型コロナウイルスの感染者が使ったあとのトイレに入るとどうなるのか?
それはウイルスが人の便の中で感染力を保つのかという天にかかっているが、これはまだ不明。

2012年に感染が広まった別のコロナウイルス感染症、中東呼吸器症候群(MERS)の場合は、
ウイルスがヒトの消化管の中でも感染力を保つケースがあることが研究で示されている。
ということは、仲間である新型コロナウイルスの場合も同じかもしれない。

インフルエンザウイルスやコロナウイルスは、薄い膜で包まれていることから「エンペロープ型ウイルス」と呼ばれます。
食中毒の原因になるノロウイルスと異なる、エンベロープ型ウイルスは酸や界面活性剤によって簡単に破壊することができる。
つまり胃液や短銃などの成分で壊れやすいはずなんでう。ではなぜ感染力を保てるのか?

インフルエンザウイルスの研究に基づく仮説の1つは、感染者の唾液や痰、鼻汁などの粘膜が、
消化管を移動すウイルスを守った場合、ウイルスは感染力を保つ可能性があります。
では次はウイルスがどのくらいの間、便中で感染力を保つのか?
CDCが運行感染のリスク評価で引用した論文によると、感染者の便からは新型コロナウイルスの壊れたゲノムの断片しか見つからなかったという。

つまりウイルスは消化管内にいたものの、すでに破壊され、新たに感染を引き起こすことはできない状態だったということ。
とはいえこうしたゲノム断片は、新型コロナウイルス感染症患者の弁からかなりの割合で検出されます。
4月に発表された別の論文では、42人の患者のうち過半数の人の弁から新型コロナウイルスの痕跡が確認されました。
また5月18日にCDCが発表したところでは、少数の患者の便から感染力のある新型コロナウイルスが見つかっています。

さらに過去の研究では、2002〜2003年にSARSが流行した際には、糞口感染が怒っていた可能性が示唆されている。
SARSもまたコロナウイルス感染症の一つ。

2003年に香港のアパートで321人ものクラスターが発生したのは、便の微粒子が空気中を舞ったためではないかと考えられました。
その後の調査で、換気の悪さや、隣人同士の接触、エレベーターや階段などの共用部も感染に寄与したことがわかりました。

身を守るためには何をすればいい?

新型コロナウイルスがどれくらいの時間、便中や物体の表面、空気中などで感染力を保っていられるのかは、
まだ科学者たちが懸命に取り組んでいる最中です。

4月16日付けで学術誌「New England Journal of Medicine」に掲載された論文によると、
新型コロナウイルスはステンレススチールの表面で最長2日間、プラスチックの表面で最長3日間、感染力を保つことが示されています。
ウイルスを破壊するには、石鹸と水を使うだけでいい、しかし、施設側がきちんとものの表面を吹かなければ、
公共トイレは新型コロナウイルスの温床になりうるということです。

「大便は多くの病原体を含んでいる可能性があること。そして、人はずぶんで思っているほど手をよく洗えていない場合があること。結局、私たちはそれらのことを覚えておく必要があります。新型コロナウイルスとか関係なく大便が1メートルも宙を待っていて口や体に付着すると考えたらまじで気持ち悪いです。
多くの個室があり、人数制限を設けていない公共トイレの場合、人が密集することによるリスクもあります。人と人との接触は、今も新型コロナウイルス感染の主な原因です。
これを防ぐには
トイレに換気扇をつけて常に稼働すること。
手をかざすだけで使える非接触型の水栓やソープディスペンサー、タオルディスペンサーの必要性

あとはトイレに入るときはマスクをつけたほうがいいですね!
理想は全てのトイレが流す前に蓋をしめるようなシステムになれば完璧です。

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