利子が奴隷システムを作る。「11枚目のコイン」に学ぶ資本主義・金融システムの仕組み

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みなさん、普段お金って使ってますか?これっていくらでしょうか?

そう一万円です。

正解だけど間違ってます。

この1万円は原価28円なんでスよ、なんでみんな28円の紙を1万円って思ってるんでしょう?これってすごい洗脳ですよね?これちょっと冷静に考えると宗教より怖い。

みんなが紙切れに価値があると思っているから成り立っているのが現在の金融ですね。

この洗脳がどうやって起こっていったのか、今日はめちゃくちゃわかりやすいお話を使って話します。

小学生でもわかる内容なので、ぜひ覚えて雑学として使ってください。

11枚目のコイン

昔々、Aという小さな村では人々は物々交換をして暮らしていました。

市場のある日には、人々は、にわとり、ハム、パン、魚などを交換するために売り手と長い交渉を

して欲しいものを手に入れてました。また、嵐が来て誰かの家や畑が被害を受けた時は昔からの

習慣でお互いに助け合ってきました。この村では、誰かが困っている時はみんなで支え合うのが当たり前のことだったんですね。みんなの周りはどうですか?

ある市場の日に、黒光りした靴と豪華な衣装の男が村へやってきて、

冷ややかな笑みを浮かべて市場を観察していた。ある農民が大きなハムと

交換するために6羽のにわとりを追いかけているのをみてその男は大笑い。

「かわいそうな奴らだ、なんて原始的なんだ。」

その農民の妻が「じゃあ、あなたはどうやったらにわとりをうまく捕まえられるのか知ってるのかい?」

と怒りながら訪ねた。

「その男は、にわとりを?もちろん無理さ。だけどこの問題を解決する方法は知っている」といった。

「ほう、どうやってさ?」と妻は聞いた。

「ほら、あそこにキがあるだろう?あそこに私がいるから、あなたがらの誰かが牛の皮を持ってきてくれ。

そしてらこの村のすべての家族を集めてくれ。その時その解決方法を教えよう。」

そしてそのとおりにことは進んでいった。

男は牛皮を切ってたくさんの円形を作り、それぞれに刻印を押した。

その後、各家族に10枚の皮コインを渡し、1つのコインが一羽のニワトリの価値に相当することを教えた。

「これで、あなたたちはにわとりを追いかける必要がなくなった」と男は言った。

村人はみんな「確かにこれはいいぞ」と、輝く靴をはき、豪華な衣装をまとった男に感銘を受けた。

怪しかったけど、めちゃいい人だったんですね?

「ところで」とその男は続け、

「来年の今頃、私はまたこの同じ木の下に戻ってくる。

その時、みなさんは私にそれぞれ11のコインを渡して欲しい。

私のおかげであなた方の暮らしがよくなるのだからそのお礼だと思って欲しい。」

これに対して農民は聞いた。

「どこから11枚目のコインが出てくるんだい?すると男は「いずれわかる」とニヤリと笑った。

さあ、このあと何が起こったでしょうか?この時、この人口や生産力は同じとします。

村に起こったこと

ここで思い出して欲しいのは男が11枚目のコインを作らなかったことだ。

ということはもし11の家族があれば1つの家族はすべての家族を失うということ。

さあ、嵐が迫っていてある家族の畑が危機にさらされている時に昔のように、

自分たちの時間を使ってその家族を助けようするだろうか?

それともそう言った寛大さは失われていくのか?起こった出来事は後者だった。

そのコインは、市場の日にはとても便利だったが、

一方でそれまでの村に存在した自発的な協力の伝統を無くしてしまうという、

予想外の副作用が現れた。その新しい、お金を巡るゲームは参加者全員の間に制度的な競争を生み出したのだった。

利子の役割

どうですか?この話を聞いて、今、自分たちが置かれている状態がわかった人もいるでしょう

。見てる人の3割ぐらいは。わからない人のために詳しく解説していきますね!

この11枚目のコインとは、利子のことですね。

この利子という仕組みが人々を敵対させて、競争を作り出したわけです。ここで注目すべきなのは、

この男が作ったのはこのシステムのみであること。そして11枚目のコインは用意しなかったこと。

お金の仕組みの参加者である村人は男からもらった10枚の皮コインを、

一年後には11枚に増やして男に渡さなければいけない。

この11枚目のコインは男が用意してくれる訳ではない。

村人が牛皮を円形に切り取って男のところに持っていきコインとして認めてくれと言っても男は認めないはずだ。

なぜならそれに刻印を押してお金と認めてしまえば、彼のお金の仕組みが思い通りに

機能しなくなってしまうから。

つまり村人に気づかれないまま搾取し続けるせっかくの目論見が台無しになってしまうので、

自ら墓穴を掘るような愚かな真似はしない。

そうなると村人はどこかから11枚目のコインを探し出して獲得しなければならない。答えはただ一つ。

同じ村に住む他の村人だ。

今の社会は?

この話の舞台を地球全体に置き換えると、現代のマネーシステムにそのものになる。

男は中央銀行やその利権を持っている存在。身近な例で考えると、

私たちが銀行から金利4%、期間20年、金額3000万円の住宅ローンを借りる。

この時銀行は20年後に我々から6600万円が返ってくることを期待している。

返済できなければ担保の土地と建物は取り上げられる。担保の処分金で返済できなければ借金が残る形になる。

銀行は利子を作らない。

銀行はただ、我々に元金を持たせその上乗せ分を他人から獲得するための戦いに送り込むだけだ。

彼らは我々にお金を貸す際に「我々が他のプレーヤーに価値、利子を奪ってくることができるのか?」

について審査している。このマネーシステムでは我々が利子を払う時他人の元金を使うことになる。

我々が3600万円を獲得するためには、誰かた確実に破産するようになっている。意図的に「不足」を作り上げている。

やっぱり金融の話は難しいですね〜、見てる人の3割くらいはわかったかな?

つまり、私たちが毎日毎日働き続けなくてはいけないのはこの利子を払っていくためなんです。

日本は割と豊かななので破産してる人って周りで見たことないかもしれないですが、

世界で1日に餓死する人の人数は3万人以上です。

まとめ

地球全体で見たときに我々が豊かに生きる中で3万人のお金集めゲームで負けた人がいるってこと。

このシステムの創造者以外はみんなこのお金集めゲームに強制的に参加させられている訳です。

それが資本主義というシステム。毎日自分の生活と利子を支払うために会社にお金集めに言っている。

日本はこのお金集めゲームにこれまで勝ってきたけど。これからはどうでしょう?

現在、日本人の6人に一人は貧困層。次のお金集めゲームで敗北するのは我々かもしれませんね。

ではどうすればいいのか。自分のレベルではわかりません。

ぜひ一緒に考えてくれる人が増えたら嬉しいです。

世界を変えるアイデアはあなたが持っているかもしれません。

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