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先週報じられたニュースで、衝撃の報道がありました。
皆さん知っている人もいるかと思いますが、通称ウイグル問題について。
中国共産党がウイグル人に対しての弾圧を行っていますが、
日本では報道されていなかった現状として、
中国共産党からのチェックが入っていたとテレビ朝日の小松靖アナウンサーが発言しました。こちらです。
ウイグル問題
このウイグル人の弾圧について今日は簡単にまとめていきたいと思います。
ウイグルと言うとなんだか遠い国の話のように聞こえますが、
これから中国に支配されたら日本も同じ道をたどる可能性があるので、覚悟してみてください。
中国の人口は世界最多の14億人。
この国には数多くの民族が暮らしています。
ウイグル人とは中国に住んでいる少数民族のことを言います。
中国共産党がウイグル民族を弾圧して人権を侵害していることが国際的な問題になっていてこれをウイグル問題と言います。
いったい、ウイグル人は中国共産党にどんな弾圧を受けているのかと言うと、
強制労働させられたり、なんの罪もないのに逮捕されて身柄を拘束されたり、
処刑されたり、生きたまま内臓を取られて臓器を売られたりしています。
この辺はまた今度詳しく動画にしますが、ざっとひどい現状がわかる資料を流します。
過激な映像なので、閲覧注意してください。
なんでこんなひどい仕打ちを受けなければいけないのか、その背景をみていきましょう。
中国にはもともといろんな民族が住んでいますが、最も多いのは漢民族で全人口の9割以上を占めています。
漢民族以外の55の民族を少数民族と言って、トルコ系のウイグル民族もその1つです。
ウイグル民族は伝統的にイスラム教を信じている人が多いのですが、
中国では「中国共産党への再教育」を名目として、多くのウイグル民族を強制的に収容し、自由を奪っているんです。
恐怖のPUBF
現在、ウイグル民族が多く住んでいるのは、新疆しんきょうウイグル自治区です。この辺りですね。
新疆ウイグル自治区の強制収容所には100万人ほどのウイグル人が収容されていると言われています。
自治区外に住んでいるウイグル民族もわざわざ新疆ウイグル自治区に呼び戻されて、
地域内に500ほど存在するという収容所に入れられてしまうケースもあります。
また、夫が収容所にいるウイグル民族の家庭に、
共産党員である男性が入り込む『PUBF(pair up and become family」と言った政策が行われることも問題です。
PUBFとは「男性の共産党員が、ウイグル族の家庭に滞在し、
監視の一環という理由でウイグル人の家族と食事をしたり、
夫不在の女性と同じベッドで寝たりする」と報じられています。
歴史的背景
ウイグル自治区はこの辺にあるのですが。
日本の国土の4.4倍の広さを持つ広大な土地には約2500万人の人々が居住しています。
新疆ウイグル自治区で、最大の人口をしめるのがウイグル民族です。
現在の新疆ウイグル自治区に当たる土地は副句は西域と呼ばれていました。
シルクロードを通じて、代々の中国中央政府とも密接なつながりがあり、
文化的交流も盛んでした。漢や唐の時代には、中国の支配下にありましたが、
8世紀後半になってウイグル帝国が興ると、中国政府とは少し距離が生じるようになりmす。
13世期にはモンゴル帝国の勢力に組み込まれたものの、
モンゴル帝国の衰退とともに支配権も移ろいます。
19世紀後半には清朝の省制に組み込まれて新疆省、1955年には中華人民共和国の一部となり「新疆ウイグル自治区と呼ばれるようになりました。
1000年以上に渡って、中国と関わりがあるウイグル民族ですが、常に弾圧を受けていたわけではありません。
18世記法半、清朝によって省制が敷かれるまでは、ウイグル民族の有力者によって自治が行われていました。
しかし、19世紀後半に新疆省と呼ばれるようになってからは清朝の漢族による直接支配が実地されるようになりませした。
1911年に清朝が倒れた後も、中華民国、中華人民共和国の漢民族による支配が続いています。
東トルキスタン独立運動
1911年に辛亥革命が起こって清国が崩れていくと、
今までの清国政府の支配を受けていたチベット民族やモンゴル民族などが、独立を目指した立ち上がります。
ウイグル民族も「東トルキスタン共和国」を掲げ、独立を目指して立ち上がりました。
なお、東トルキスタンとは「テュルク人の土地の東部」という意味で。新疆ウイグル自治区一体を指します。
テュルク人はウイグル人やカザフ人、キルギス人のことです。
1991年にはウイグル系の作家、トルグン・アヌマス氏の著作が発禁序文になり、アヌマス氏地震も軟禁状態に置かれました。
今もなお東トルキスタン運動は続いています。そして新疆ウイグル自治区ないだけでなく、
キルギスやカザフスタンなどの隣国諸国、中国本土内にも広がっているんです。
2009年ウイグル騒乱
2009年6月、広東省の玩具工場で、百人以上の中国人がウイグル系の労働者を襲撃し、
二人がなくなるという事件が起こりました。
しかし、襲撃した側の従業員に対する処罰が曖昧だったことから、
ウイグル民族の不満は高まります。同年7月5日、ウルムチ市内で抗議デモが行われました。
デモには3000人以上が参加し、中国政府の治安部隊によって発砲されるなどの暴動「ウイグル騒乱」に発達しました。
中国当局の報告では「ウリムチ市内の200人の死者のほとんどが漢民族であった」とされていますが、
これは絶対嘘だと思いますね。
なおウイグル側では、3000人ほどのウイグル人が亡くなり、
騒乱後、10000人を超えるウイグル人が幾重不明になっていると報告しています。
世界企業の加担
ウイグル人の強制労働に世界的企業が関節的に加担していると言うことがニュースでも取り上げられています。
ナイキ、アディダス、アップル、サムスンを含む多国籍企業83社が、
ウイグル人が強制労働させられている、中国各地の工場と関係があるんです。
これはオーストラリア戦力政策研究所による新しい研究で明らかになっています。
中国製の商品って異常に安いですよね。なんと人件費が無料だから安いわけです。
2017年から2019年にかけて8万人以上のウイグル人が工場で働かせるために中国全土に移送されました。
この期間は中国政府が新疆ウイグル自治区の少数民族を大量抑留した時期と一致します。
中国政府はどう言う理屈でこんなことをやっているかと言うと、
自治区のテロリズムと分離主義を一掃するために必要だと言ってます。
専門家の推測では、150万人以上の少数民族が収容所に抑留されているとのことです。
人件費が〇円で製品が作れるので、様々な企業が中国に工場を作っている。
中国中央政府はシンジェンエイド と言う政策の下、新疆ウイグル自治区以外の工場へウイグル人たちを移送しています。
工場長はウイグル人をひとり雇用するたびに報酬を得られます。
オンライン予約で、ウイグル人を手配できると宣伝する企業もあるほどです。
そうした広告は16歳から18歳のウイグル人労働者1000人を手配できるとうたって
「ウイグル人労働者の長所は、軍隊式に管理できること、困難にも耐え抜くこと、労働力の損失がないこと」
であり、最低100人から手配可能と書かれています、
中国の国営メディアはウイグル人労働者には賃金が支払われていると主張します。
しかし、ASPIの研究チームが明らかにしたところによれば、労働者たちは隔離された宿舎に住み、帰宅は許されません。
また、勤務時間以外には中国標準語を学ばされたり、イデオロギーの再教育を受けさせられて利している。
収容所に入れられているウイグル人が受けさせられているのと同じような訓練です。
と言うわけで、中国製の製品がなぜ安いのかわかりますね。
有名メーカーの中国製品は全てウイグル人の強制労働に関わっている可能性があるんです。
と言うわけで、そう言った製品を購入して使っている私たちも考えるべきなのではないでしょうか。
まとめ
私たちは日本で生活しているので、平和に暮らせるのが当たり前と思っているかもしれませんが、世界では今も殺されたり、強制的に収容されたり、労働を課せられたりしている方がたくさんいます。もしかしたら、今度、日本も中国の支配下になった場合、こう言ったことが起こるかもしれませんね。
他人事にならずに、地球を一つの村と考えてみんなが豊かに生きれる方法を考えていくことが大切ではないでしょうか?
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