一日5分でためになる情報をお伝えしているひろすたです。
このチャンネルはみなさんの生活と社会と地球がよくなる配信を毎日やっています。
本日は、みんなに知っておいて欲しい、地球の環境問題についてお話ししていきます。
もうすぐ7月になるのでかなり暑くなってきているんですが、みなさん水分補給で水を飲んだり、ジュースを飲んだり、コーヒーを飲んだりして水分補給していますよね?
あなたが何気なく買っているペットボトル が地球を汚しているかもしれません。
プラスチックによる環境被害
今、世界中に問題になっているのがマイクロプラスチックによる環境汚染です。
マイクロプラスチップとは何かと言うと5mmいかに細かくなったプラスチックの破片です。
世の中がどんどん便利になってプラスチックやビニール製品がないともはや私たちの生活は成り立たないかもしれません。
何を購入してもプラスチック製品が入っていますよね?
食品、洗剤、服、ドリンクなどなど。なんと年間で3.5億トンのプラスチックが製造されています。
プラスチックが発明されたのは100年前ですが、100年間で83億トンものプラスチックが作られ、
63億トンものプラスチックがゴミとなって排出されました。
プラスチックは耐久性が高いため自然に分解するのに500年から1000年かかります。
ですので埋め立てて減っていくことはほとんど期待できないわけです。
排出されたプラスチックゴミの9%はリサイクルされ、12%は焼却炉などで燃やされます。
しかし残りの79%はそのまま廃棄されているんです!そのうち年間800万トンは海に廃棄されているのが現実です!
このまま海洋投棄が続けば2050年には投棄されたプラスチックゴミの量は海にいる魚の総重量を越えると言われています。
また海鳥の90%がプラスチックゴミを飲み込んでいますが、
プラスチックゴミは消化できないため海鳥の胃を満たしてしまい、
餓死を招いています!2018年にスペインで発見されたマッコウクジラの死体からは
プラスチックの袋や綱など32kgものプラスチックゴミが発見されました。
これらのゴミが細かい粒子に破壊されたものがマイクロプラスチックです。
海にはマイクロプラスチックが51兆個も浮遊していて海の生き物が簡単に飲み込んでしまうとして問題になっています。
魚は口から飲み込んだマイクロプラスチックを消化できないために、消化管などが物理的に詰まってしまったり
、傷つく可能性があります。しかし問題はそれだけでなく、
マイクロプラスチックそのものが毒性を持つ可能性が示唆されています。
例えば様々なプラスチックの合成に使われるビスフェール(BPA)は
人体の内分泌を阻害するという説があります。マイクロプラスチックは
少しであれば人体の中に入ってもすぐ悪影響が出るというわけではありません。
しかし、海中のプランクトンもマイクロチックを摂取してしまいます。
そのプランクトンを小さな魚が大量に食べ、さらにその小さな魚を大きな魚やカニが食べてしまったりして生物濃縮が起こります。
これらの大きな魚やカニを食べると、一度に大量のマイクロプラスチックを摂取することとなり、
人体にも大きな影響を及ぼします。ハチミツやビールなど私たちの身の回りの飲食物から
マイクロプラスチックが検出されている例がすでに存在しているんです。赤ん坊の8割の体から
プラスチックの添加物であるフタル酸類が計測可能なレベルで見つかっています。
マイクロプラスチックは見えないところから私たちの体に蓄積されていっているわけです。
ペットボトル による環境被害
プラスチックの中でもペットボトル について見ていきましょう。
現在、世界中でペットボトル の消費量が増えてきていますが、なんと
その量は5000億本にもなります。1分間に100万本消費されている計算になります。
消費量は増え続けており2021年には20%の増加が予想されています。
日本国内では59億本が製造されていてリサイクルされずにゴミになるペットボトルが9億本。
ペットボトルの製造に車100万台分の石油が必要で、輸送には大量のCO2を排出しています。
ペットボトルを購入することは地球環境にとても悪いことがわかります。
ペットボトルの体への影響
ペットボトルのお水が体にいいと思って飲んでいる人が多いと思いますが、
本当にそれは真実なんでしょうか?
ペットボトルはもともと石油から作られており、
これ自体が体に良くない影響を与えることは誰でも知っている事実ですよね?
アメリカのデトロイトで行われた調査によれば220円もする高い水のペットボトルの中身と水道水を比較した時、
ペットボトルの水は水道水よりもはるかに品質が劣るだけでなく、
味もペットボトルの方が悪かったという結果が報告されています。
飲料水を販売しているメーカーは水道水の2000倍近くの価格でミネラルウォーターを販売しています。
ミネラルウォーターを販売して儲かっているコカコーラなどの企業は以前は
コーラやジュースなどの販売が主なビジネスでした。ところがジュースなどの飲み物が体に良くないという世論が広まるにつれ、
ジュースなどを購入する人が減ってきました。
これに対抗する手段が水をボトルに詰めて売るという商売です。
初めは、ペットボトルの水は売れませんでした。
しかし、水道水の危険性や良くないイメージを作り上げる一方で、
自分たちの販売する水にはいかにも健康そうな山や自然の絵を書いたラベルを貼って売り上げを上げていったのです。
しかし実際の場合は多くの場合、単に水道水をペットボトル に移し替えるだけです。
それだけでなくペットボトルの異物混入はかなりニュースでも取り上げられています。
日本でも大手メーカーのペットボトル 飲料にカビ、真菌、細菌、発がん性物質、繊維片、植物片、
藻などが混入していた事実があります。
またNY州立大学フリードニアの調査でプラスチック粒子が90%の商品に混入していたという報告もあります。
水道水の真実
ではペットボトル をやめて水道水を飲もうとは思いませんよね?
水道水はなんとなく汚い、カルキ臭い、体に良くないというイメージはあると思います。
実際は、日本の浄水場はかなり優秀で綺麗で美味しい水を作って流してくれています。
しかし、浄水場から家に届くまでの水道管が老朽化していたり鉛やアスベストなどの金属が混じる可能性があること、
また細菌やウィルスを殺すために塩素も加えられます。
さらに自宅やマンションの水道管や貯水槽の管理はご自身やマンションのオーナーで行うため杜撰な管理で、
動物の死骸や虫が発生していたという事実も新聞などで報道されています。
解決法
ペットボトル と水道水について見ていきましたが、環境のためにペットボトルをやめて水道水を
飲んで不健康になるのは嫌な人も多いですよね?この解決方法は自宅に浄水器をつけることです。
しっかりと不純物をとるような高性能な浄水器を自宅につければ、毎日一番綺麗で安心な水を飲めます。
仕事やプライベートで外出するときは、水筒やウォーターボトルなどを使えばゴミも出ません。
10~20万円する高性能な浄水器を買ったとしても10年間使えば、1リットルあたり5〜10円です。
ペットボトルの水が1リットル200円以上するのでどれだけ安いのかわかります。
まとめ
このまま、ペットボトルゴミが増えていったら2050年にはマイクロプラスチックのせいで魚やカニなども
食べれなくなるかもしれません。自分は魚釣りも大好きなので、釣った魚を食べれなくなるのはショックです。
ペットボトルを買わないという誰でもできる小さなことが、広がっていけば地球規模の環境破壊が止めれます。
そんなわけで、ちょっと環境問題にも興味を持って上げてもいいよと思った方らは高評価と
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