貧困層の基準ってなに?
貧困層というものの基準って一体なんなんだ?って感じですが、厚生労働省が定める貧困率とは等可処分所得に対して中央値の半分を下回っている人を相対的貧困層と呼ぶそうです。
等可処分所得の中央値は274万円というデータがあるのでその半分は137万円、これ以下のひとが相対的貧困層となる。
年収137万円以下の人なんてそんなに多くないはずだ!
なんたって日本の貧困層は15.3%!OECD(経済協力開発機構)諸国の10.2%を大きく上回っている。
6人に1人が年収137万円以下の人はちょっと多すぎな気がする。
等可処分所得とは世帯のか可処分所得を世帯人数の平方根で割った値になる。
つまり年収304万円(月収25万円)から税金や保険料を引いた値が274万円、ここから4人の平方根の2で割った数が137万円となる。
つまり4人家族で年収304万円以下の人は相対的貧困層となるのである。
月収25万くらいの家庭って結構ありますよね?
しかし月収25万円では子供二人を育てていくのは大変です。なので共働きの夫婦が増えているわけなんです。
その場合、子供を預けなければいけないので、保育園に子供が殺到してるわけですね。
少子高齢化で子供の数は減っているはずなのに、待機児童が増えているのはこれが理由ですね。
増え続ける格安サービス
百円均一のショップを筆頭にどんどん低価格なサービスが展開されている。
民泊やシェアリングエコノミーも低価格を売りにしたサービスだ。
どんなものがあるのか、最近話題のものを挙げてみた
airbnb
民泊という文化を世界に広げた有名企業。世界中の現地住民のお宅に泊まることによって格安で宿泊できるサービスだ。
現在、191ヵ国に展開しており、スマホやパソコンなどを使って簡単に近隣の民間の宿泊施設を検索することができる。
Anyca
Anycaは車の民間シェアリングエコノミーだ。ポルシェやベンツなどの高級車なども数千円という低価格で借りることができる。このプラットフォームを展開している。
格安スマホ
携帯電話も節約しようということで、格安スマホの会社がどんどん増えてきている。
私もこちらのxモバイルにしている。http://matsumurahirokatsu.com/archives/1904
何と言っても大手3社と比べると料金が半額以下。毎月の固定費が半額以下になるのはうれしい。
1万円の人なら5000円以下、5人家族なら2万5千円も毎月お得だ!
世帯を持っている方は格安スマホがおすすめだ Xモバイル
こんなふうに格安なサービスがどんどん増えていっている。
ベーシックインカム
こんなふうに格差が開いていくわけだが、格安なサービスがどんどん増えていくことによって、ほとんどの人が自分が貧困層だと気付かない。
コンビニから消える「日本人アルバイト」。外国人40%の地域も
安価な仕事はどんどん外国人労働者に取って代わって行っている。
そして、先進国ではロボットや人工知能によるサービスが続々と増えている。
これを受けて各国はベーシックインカムの導入に向けて動き出している。
フィンランドやスイス、オランダなどでは試験的に実施されている。
ベーシックインカムとはなんなのか?
世の中の社会福祉では保険や年金そのたの社会保障など複雑で多くが存在するが、ベーシックインカムとはそれらすべてをまとめて、一定金額の生活資金を国民に支給するという仕組みだ。
例えば毎月国から、国民一人当たりに対して10万円渡すので、生活はこれでどうぞと
人工知能やロボットが働くようになると人件費がかからなくなる。
つまり、生活に必要な労働に対しての賃金が無くなっていくということだ。
どんどん格安なサービスが増えていき、生活するのに大した資金は必要なくなる。
これによってベーシックインカムで最低限の生活を保証された国民ができあがる。
しかし、人工知能を使う側やロボットを扱う側は莫大な富を得ることになる
現在、世界の格差が広がり続けているのはまさしくその序章に過ぎない。
去年のビリオネア(100億円以上の資産を持つ人)はなんと過去最高になった。
格差は広がっているのだが、それを実感させないような社会の変化とサービスの低価格がが起こっている。
あなたは貧困層になっていないだろうか??
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