すでにロボットによる配達はスタートしている
2017年3月23日にはアメリカのスターシップテクノロジーズという会社の開発したロボットが、オンラインデリバリースタートアップのDoorDashでロボットによるデリバリーを開始している。
自動運転ロボットはカリフォルニア州レッドウッド市のレストランから商品を受け取って3キロ以内のおうちに配達するという。https://www.businessinsider.jp/post-1439
同じくロボット企業のDispatshもカリフォルニアの道路で配達の実走試験を行っている。
このような流れはアメリカを中心として世界中で起こっている。
日本だとZMPというロボットの会社が、7月13日に宅配ロボットの「キャリロデリバリー」を発表した。
こちらは8月から大手デリバリーの「銀のさら」と提携して実証実験を行っていくという。https://response.jp/article/2017/07/13/297383.html
2016年から行われているDeNAとクロネコヤマトの自動配達プロジェクトのロボネコヤマトは国家戦略特区の神奈川県藤沢市の一部の地域で試験的にサービスがスタートしている。
https://youtu.be/KmT_DJgM1Z8
ドローンによる自動配達
マサチューセツ工科大学では、陸路を走行できて、空も飛べるドローンの開発が行われている。
物をつかみ、陸路を走り、空を飛ぶというモンキーロボットをもとにすすめられた。
また、Amazonは2016年12月に英国でドローンでAmazonの商品を配達する「Amazon Air」の実地に成功して、エリアを拡大予定。
ドローン配達が可能になると発注から30分以内には自宅へ荷物が届くようになり、流通システムが大きく代わる。
Amazon、Google、楽天など大手企業が続々参入予定ですが、ドローン配達のメリットはたくさんあります。
1つ目はドローンが入ることによって大幅なコストカットが見込まれており、アマゾンのデータでは、荷物の重さ5ポンド、輸送距離10マイルの条件下で、陸送で最も早い「Amazon Prime Now」では輸送に約8ドル、配送完了まで1~2時間かかるのに対し、ドローンを用いた宅配「Amazon Drone」では約1ドル、30分での配送が出来るとされています。低コストで早く配達できることになります。これで人手不足も解消され、人件費の削減も可能になります。
2つ目のメリットは「スピードアップ」です。前述のアマゾンの例にも関連しますが、ドローン空輸は車の渋滞に巻き込まれることは一切ありません。また、医薬品など緊急性の高い荷物(医薬品など)を素早く届けることができます。つまり、既存の配送システムよりも効率的かつスピーディーに荷物を配送できます。
3つ目は「インフラの強化」です。高齢者や障害者、幼児を抱える親など外出困難な人に直接マンションまで届けたり、山間部や離島で暮らす孤立地域の人々への配達も少ないコストですばやく届けることが可能です。また、これは災害などで孤立した地域に対しても同様のことが言えます。
ドローンについては千葉県が国家戦略特区になっていて実験的なサービス提供が行われています。
人間の配達員はいらないし弁護士や医者でさえ
ヤマトや佐川の配達員の方が一件運んでいくらかというと100円から150円です。
契約形態によって変わってきますが、ヤマトの業務委託で大体それくらい。
これからロボットによる配達が増えていくと、どうなるか?
例えばドローンによる配達だと一件が10円とかで配達できるようになっていきます。
これだけ安く、早く配達できるサービスがあるのにわざわざ佐川やヤマトに通販業者は依頼しないでしょう?
ということは佐川やヤマトもロボットによる配達を導入していくわけです。
メール便や安価な製品の配達はロボットやドローンで十分できるので、よほど重要な内容の配達のみ人間が行うようになるのではないでしょうか?
となると安い報酬で働いている人ほどロボットに置き換えられてしまうわけです。
しかし、現在高い知識やスキルで高収入を得ている弁護士や医者の仕事も人工知能によって代替されつつあります。
こちらはまた次回の記事で書いていこうと思いますが、
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