本日はダイエットについてなんですが、みなさんこの時期食べ過ぎてる人も多いのでは?そんな人のダイエットで強い味方になるのが共役リノール酸CLAです。体脂肪をガンガン燃やしてくれるという素晴らしい栄養素なんですが知らない人も多いので効果や注意点についてまとめました。
ガンガン脂肪を燃やしたい人は最後までみてください。
CLA(共役リノール酸)とは何か?
CLAはフィットネス業界内で多くの注目を集めており、ジム通いをしている人、ボディビルダー、脂肪燃焼を試みている人たちの間で人気が高まっています。CLAはオメガ脂肪酸という栄養に属していてリノール酸の必須オメガ6多価不飽和脂肪酸です。必須というのは体の中で合成できない栄養素なので体の外から取る必要があるわけです。肉や乳製品などの動物性食品に含まれていますが、必要量と言われる1000−1500mgに対して、乳製品を多く取るヨーロッパの人で300mg、アメリカ人で150−250mg、日本人で200mgとほとんど摂取は足りないという状態です。
脂肪燃焼
CLAは体脂肪を燃やすと言いましたが、どういう仕組みになってるのかというと、CLAを摂取すると基礎代謝を増加させます。基礎代謝とは体が活動するために必要な最低限のエネルギーです。これにより体脂肪を減少させる効果が出てきます。
これは多くの研究結果から明らかになっています。
West およびその他(1998)の研究では、6週間にわたってマウスの体脂肪およびエナジー代謝に及ぼすCLAの効果が調べられました。 この研究では、半分のマウスにCLAを与え、残りの半分にはCLAを与えませんでした。 6週間後、CLAは飼料組成とは無関係に、エネルギー摂取量、成長速度および体脂肪量を著しく減少させることがこの研究で明らかになりました。
この研究では、2年間にわたり134人に長期補給をして、調査したところ、CLAが過体重の人の体脂肪を減少させられることが明らかになり、実際に初期の体重の減少を長期間維持させるのに役立つ可能性が明らかになりました。
筋肉成長の増進
基礎代謝率を増加させることにより、CLAは体脂肪率を低下させる役割を果たすことができます。 しかしながら、体脂肪率の減少にもかかわらず、体重の全体的な減少は頻繁にはみられません。 これは、CLAが筋肉対脂肪の比率を効果的に増加させ、除脂肪筋肉量の成長を促進するためです。これはリバウンドが起こりにくいことを意味します。
コレステロールと血糖値を下げる
Kritchevskyおよびその他(1994)が行ったウサギの実験では、ウサギに0.5g/dのCLAを補給すると、LDLと総コレステロールの両方が著しく低下し、そのウサギの心臓を検査したところ、CLAを投与されなかったウサギと比較してアテローム性動脈硬化症の発症が少ないという結果が得られました。Brownおよびその他(2003)によるヒトのメタアナリシスでも、CLAは保存された脂肪をエネルギーとして使用する量を増やすため、心臓病の予防に役立ち、また異性体特異的メカニズムを介して抗酸化物質として作用し、血圧およびインスリン感受性を低下させると結論づけられました。
免疫系をサポート
定期的にダイエットや運動をすると、体が衰弱して病気に罹りやすくなることがあります。 しかし、CLAを補うことで、免疫系が強化され、風邪にかかるのを防げるかもしれません。例えば、いくつかの研究では、CLAが免疫系反応を強化させること、また、病気の時に免疫系の異化効果を防止するように作用することが示されています。
摂取量や注意点
最大の摂取量は3.2gという研究結果が出ており、体脂肪の減少で効果を得るためには1.8gのCLA摂取が推奨されています。なのでまずは適正量を守ることが大切だ。フランス食品衛生安全庁AFSSAの発表によるとCLAには、C10の位置がトランス型になる異性体が存在するが、サフラワー油などの過熱もしくは酸化で異性体が簡単に発生する。このC10 の位置がトランス型になる異性体は、炎症性疾患に関連する活性酸素による酸化の度合いを表す指標の増加、及びC反応性たん白質の増加などを促進する有害作用を示す。また、インスリンの抵抗性を増して糖尿病のリスクを高めるといわれている。なのでサプリメントで取る場合、保存や管理などの信頼できるメーカーの物を選ぶことが大切だろう。
自分の場合は、これらの注意点も踏まえて、減量時のみCLAを摂取するようにしている。CLAの脂肪燃焼効果は本当にすごくて、ダイエット中の結果も大きく変わるので、より効果を出したい人は摂取してみたください。朝起きた時や運動の30分前などに摂取するのがより高い効果を発揮します。
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