香港で見た「お金の新常識」|金融教育の最先端と、日本とは違いすぎる税制

飛行機の窓から、香港が見えてきた。

夕日に照らされた海を、一本の橋がどこまでも伸びていく。その景色を見ながら、僕はひとつのことを考えていた。

「この国の人たちは、どうしてこんなにお金に強いのだろう」と。

今回、僕が香港へ向かったのは、観光のためじゃない。金融の勉強会に参加するためだ。世界で学び、自分の目で確かめる。それが僕の生き方だから。

機窓から見た香港、夕日と海に伸びる橋

WHY HONG KONG|なぜ、香港だったのか

日本で「投資」と言うと、まだどこか身構える人が多い。「怖い」「よくわからない」「お金の話は、はしたない」。そんな空気が、確かにある。

でも香港は違った。

ここでは、ごく普通の人たちが当たり前のように資産運用をしている。学生も、主婦も、サラリーマンも。お金を学び、お金を働かせ、未来に備えている。金融教育が、生活の中に根づいているのだ。

その差は、どこから生まれるのか。それを肌で感じたくて、僕はこの街にやってきた。

香港での金融勉強会の様子

THE STUDY|勉強会で見えた、投資ニーズの高さ

勉強会の会場は、熱気にあふれていた。

参加者たちの目が、本気だった。「どう増やすか」ではなく「どう守り、どう次の世代へ渡すか」。問いの質が、日本とまるで違う。

香港では、一般の方の投資ニーズがとにかく高い。資産形成を「特別なこと」ではなく「生きる上で当たり前のこと」として捉えている。この感覚こそ、日本に足りないものだと痛感した。

THE TAX|香港の税制が、あまりにも違った

そして、何より衝撃だったのが税制だ。調べれば調べるほど、日本との違いに言葉を失った。

  • 相続税:なし(2006年に廃止されています)
  • 贈与税:なし
  • 株などの売却益(キャピタルゲイン):原則、非課税
  • 所得税(給与所得):2〜17%の累進(日本は最高45%)
  • 法人税:16.5%(中小企業はさらに軽減あり)

日本では、一生懸命働いて稼いだお金に税金がかかり、増やしたお金にも税金がかかり、そして死ぬときにまで相続税がかかる。残そうとしても、残しづらい仕組みになっている。

香港は、その真逆だった。努力して築いた資産を、家族にまるごと渡せる。この違いは、10年後、20年後に、とてつもなく大きな差になる。

※税制は改正されることがあります。正確な内容や最新情報は香港税務局(IRD)等の公式情報でご確認ください。

ビクトリア・ハーバーを背にする革命家ひろ

THE CITY|街そのものが、エネルギーだった

勉強の合間に歩いた香港の街は、ただただ刺激的だった。

天を突くような高層ビル群。ビクトリア・ハーバーの対岸にそびえる摩天楼。見上げれば、空まで届きそうなエネルギーが、この街には満ちている。

香港のネオン輝く繁華街

一歩路地に入れば、極彩色のネオン看板がひしめき合い、赤いタクシーが行き交う。古いものと新しいもの、東洋と西洋が混ざり合う、唯一無二の景色。昼も夜も、この街は止まらない。

尖沙咀の時計塔

THE FOOD|香港の食もまた、最高だった

学びの旅に、うまいメシは欠かせない。

湯気の立つ飲茶、とろけるようなローストダック、街の行列ができるベーカリー。香港の食文化は、本当に豊かだ。おいしいものを囲んで、仲間と語り合う時間。これもまた、人生を豊かにする投資だと思う。

香港の飲茶、点心とローストダック

MESSAGE|日本だけに、とどまらない

今回の香港で、僕の確信はさらに強くなった。

日本には日本の良さがある。それは間違いない。でも、お金のこと、資産のこと、未来のこと——世界には、もっと自由で、もっと有利な選択肢がある。

その事実を「知っているか、知らないか」。たったそれだけで、あなたと家族の未来は大きく変わってしまう。

だからこそ、僕はこれからも世界中を歩き、学び、あなたに伝えていく。

日本だけではなく、世界で学ぼう。

自分と家族の未来は、自分の手で守っていこう。

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