【種苗法改正】見送りになったけど賛否両論!賛成派vs反対派。食の支配に関わる内容。

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種苗法改正案が見送りになってほっとしている方も多いと思うんですが、
これについてはネットの意見が真っ二つに破れていますね。

今日はこれについて解説しながら、自分の考察をお話していきます。

柴咲コウさんのツイート

種苗法改正案の反対については4月に女優の柴咲コウさんがツイートしたことが5月に拡散されて、
今回の国会で見送りになったんですが、柴咲コウさんはこの発信に対して、
誹謗中傷などがひどく寄せられているらしく、法的措置も検討しているそうです。

いやー、政治的な発言に対してのメディアやネットの批判や攻撃ってマジで凄くないですか?
だから一般の方が政治に興味持って何かを発信しようとしても潰されする、そもそも発信する人が減っていくし
興味持つ人も増えるわけないですよね。
Youtubeだって政治や経済のことを配信すると誹謗中傷すごいから、
結局はエンタメ系の面白いことやったり大食いしたりとかそんなチャンネルの方が収入になるわけですよね。

種苗法の改正

まあ、その辺は置いておいて、そもそも種苗法の改正ってどんなことするの?
という感じですが、簡単にいうと種の著作権を守るために法律です。

この改正によって農家の自家採取ができなくる。
農家は作物を育ててその農作物から来年植える種子を自家採取しているのだが、これが禁止されると、
毎年、開発者から種子を買わないといけないので農家の負担が増えることになる!
そして、開発者に海外のバイオメジャーが進出してきて、日本の農業がバイオメジャーの遺伝子組み換えやF1品種に脅かされる!

というのが、反対派の意見。
F1品種は1代限りで採取した種子を巻いても親と同じ作物はできないものです。
これに対して、賛成派の意見は、そもそも自家採取を禁止しているのは登録品種のみで、一般品種は自家採取が自由にできます。
登録品種は1割、9割は一般品種なのでほとんどの農家は影響を受けない。
そして、開発者が作った新種に関して、これまでは登録品種も一回種子を売ったら、
農家は自家採取してずっと作物を作ることができるので、開発者は利益が取れない。
登録品種に関して自家栽培禁止にして、開発者が毎年利益を取れるようにしないと不公平だ。

こんな意見があります。
農家と開発者の対立っていうのが見えてきますね。

なんだ登録品種だけで一般品種は自家栽培できるならいいじゃんと思った方がいると思いますが、そう単純ではありません。
一般品種と登録品種をちゃんと見分けられるのか?という問題があります。
なぜなら、たねは変化し、交雑していくし、品種があまりにも多様です。
この判断基準は遺伝子解析とかではなく農水省が人的能力だけで見分けるということになっています。
例えば農家が自家採取している一般品種が会ったときに、たねが変化していき登録品種に非常に近いたねができてしまったとしたら、
これは登録品種だと認められてしまったら農家は法律違反になってしまいますね。
自家採取したのに

 

モンサントの支配

海外では実際にバイオメジャーによる種子の支配が行われている。
映画にもなった「パーシー・シュマイザー裁判」です。
カナダでアブラナを栽培していた、パーシー・シュマイザーは花畑のみぞにラウンドアップという
除草剤をまいても枯れない雑草を発見する。モンサントに問い合わせると、
2年前に撒かれた除草剤耐久性アブラナであることを告げられる。

翌年、数年前に収穫した独自の種子を撒いたアブラナの畑に、
遺伝子組み換え品種を見つけたとモンサントから訴えられる。
アブラナは雑草として蔓延るほど繁殖力は強く、5年以上も土中で休眠することができる上に、
種子は軽く、鳥によって数キロも離れた場所に運ばれることもある。
シュマイザーは自分の畑の遺伝子組み換え種は、隣の畑から飛んできたものか、
種子を搬送するトラックが落としたものであると主張したが認められなかった。

裁判所は、勝手に飛んできたものでも、特許の与えられた種子を許可なく栽培することは横領に当たるとしたのだ。
GMOは前年の刈り取り機の中に残っていたり、種子を洗う仲買人のところで混ざりあったりすることもある。
隣の畑から花粉が飛んできて、交雑してしまうかもしれない。
これが日本で起こって行ったとしたら、あっという間にバイオメジャーによって農家の種子は支配される可能性もある。

バイオメジャーは、莫大な資本を武器に優秀な弁護士軍団で訴訟を起こしてくるので、日本の小さな農家が戦えるとは思えないんですよね。

賛成派の意見としては、海外に日本の品種が勝手に流出して使われているぞという意見もあります。
日本で栽培されたシャインマスカットは中国に持ち出されて栽培されていますし、韓国では勝手にとちおとめが配合されて商品化されています。
種苗法改正でこれを防げると言いますが、反対派はそもそも海外だと日本の法律は通用しないという主張です。
まあ、賛否両論どちらの意見も出してみたんですが、皆さんはどうでしょうか?
色々知った上でご自身の主張をしていただければと思いますが、自分はちょっと違う目線で考えます。

日本の食の支配

そもそも、日本の食は売り渡されていると考えていたりします。
日本って食品添加物の認可数が世界で一番なんですが、なんで他の国で許可されていない物質が
日本ではOKなんでしょうか?
遺伝子組み換え食品の輸入や消費も世界一なんですが、なんで日本人ばっかり遺伝子組み換え食品を食べさせられてるんでしょう?
農薬の基準値も日本は高くて海外への輸出ができない国がたくさんあります。
ヨーロッパに比べて残留農薬100倍です。日本人は農薬が濃くても大丈夫なんでしょうか?

日本の法律では政府が大丈夫と言って農薬も食品添加物も遺伝子組み換えも許可していますよね。
でもなんで他の国で禁止されてるものが日本ではOKなのか?おかしいと思いませんか?

牛乳は2008年にコリンキャンベル 博士が論文で発ガン性を発表しました。こちらの論文にはこう書かれていますね。
しかしなんで日本では給食で牛乳が出るのか?
先進国で日本のガン死亡者が増えてるのはなぜなのか?
実はすでに食の支配ってかなり進んでいるんじゃないですか?こんなことから考えていくと、
今回の法改正もこの支配を先に進めるためのものなんじゃないか?
って疑ってしまいますね。

でも皆さんは大丈夫です、あなたの知識があれば自分と家族の食くらいは守れると思います。
食の問題にも興味を持ってくれる人が増えたら嬉しいです。では

 

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