ICOってなんだ?
ICOとはInitial Coin Offeringの略で、仮想通貨のクラウドセールになります。
「独自のトークン」と呼ばれる仮想通貨を発行することによって、開発費や研究費を調達する方法です。
IPOと似ているのですが、IPOとはInitial public offeringの略で株を公開して、資金調達するというこれまで一般的だった方法ですね。これを仮想通貨で行うのがICOです。
発行者のメリットは、簡単に資金調達できることでしょう。通常の資金調達は、銀行や投資家から細かい審査をなんども受けて行いますが、ICOすると一般の方から幅広く資金を募集することができるのです。仮想通貨ブームもあって一般の方の関心も高いので、比較的簡単に資金調達が可能。
購入者のメリットは、仮想通貨の値上がりによるキャピタルゲインです。1通貨を1円で買ったものが、1000円に上がると1000倍のリターンとなります。ビットコインは0.01円から30万円となったため、3000万倍に価値が上がったということです。
COMSAとは?
COMSAの名前の由来ですが、日本語の魂(こん)と鎖(さ)を組み合わせた、ブロックチェーンの和名という感じです。
COMSAは現実社会における既存ビジネスを中心にICOのサポートを手がけます!
現実世界での資金調達はIPOが主流でしたがICOでの資金調達の実績が増えていくと資金調達の仕方が変わってきますね。
COMSAの1号案件としてはこの2017年10月にCOMSA自体のICOを実施する予定です。2号案件は11月中旬に東証二部上場企業のプレミアムフォーターホールディングス、3号案件は11月下旬にCAMPFIREを予定している。
COMSAは企業自体とそれが今後活用することとなるNEM、Ethereum、ビットコインのパブリックブロックチェーンとをmijinのプライベートブロックチェーンを併せて繋ぐための触媒となる。
目標として2018年度の終わりまでに、20以上のICO案件で合計1億ドル以上の資金調達をすることだそうだ。
COMSAのサービス
- ビットコイン、Ethereum、NEMと3種類のパブリックブロックチェーンに対応。複数の仮想通貨により資金を調達できる。
- ICOによるトークンの発行技術として、Ethereum上のトークン技術ERC20、NEMの技術であるMosaicを利用可能
- 仮想通貨が抱えるボラティリティ(価格変動の激しさ)を回避するため、日本円と価格が連動する仮想通貨Zenのような法定通貨とペグした仮想通貨を利用可能とする
- システム技術としてmijinにより構築したプライベートブロックチェーンを採用。プライベートブロックチェーン内トークンとパブリックブロックチェーン上のトークンを連携させるソリューションにも対応する。またサーキットブレーカーなど緊急事態への対応策を取り入れる
- 法的根拠が明確。日本の仮想通貨法に基づき金融庁の登録事業となる予定のZaif取引所が資金を管理する。
- 有識者を集めたICO協議会を設置し、研究や情報発信を行う
誰が関わっているの?
ICO協議会と呼ばれるものがテックビューロを中心として設立されていますが、様々な分野で活躍されている方が構成しています。
以下の方がメンバーです。
LonWong
NEM.io財団の代表理事。ドラゴンフライフィンテック(シンガポール)のCEO
Jeff McDonald NEM.io
NEM.io財団の代表理事。
村口和孝
COMSAのパートナー。日本テクノロジーベンチャーパートナーズ代表であるベンチャーキャピタリスト。
平野洋一郎
インフォテリア株式会社代表取締役社長(マザーズ:3853)
西村依希子
株式会社マネーパートナーズ広報・新規事業推進室長(マネーパートナーズグループ/東証一部:8732
中村仁
株式会社お金のデザイン CEO
家入一真
株式会社CAMPFIRE CEO
大石哲之
株式会社ユナイテッド・ビットコイナーズCSO
宍戸健
東京ビットコイン会議
志茂博
コンセンサス・ベイス株式会社CEO。JPX、大和証券、ソフトバンクなどのブロックチェーン実験を実地。
Ethereum Enterprise会員
伊藤昌彦
三菱UFJ信託銀行株式会社経営企画部副部長
FinTech推進室長
井面善友
東海東京証券 企業金融部長(東証一部:8616)
佐藤航陽
株式会社メタップス代表取締役社長(マザーズ:6172)
小笠原治
株式会社ABBALab代表取締役
田中邦裕
さくらインターネット株式会社代表取締役社長(東証一部:3778)
岩井陽介
あらら株式会社代表取締役
兼元謙任
株式会社オウケイウェイヴ代表取締役社長(名証セントレックス:3808)
八木隆二
株式会社カイカCEO兼代表取締役会長(JASDAQ:2315)
狩野仁志
株式会社フィスコ代表取締役社長(JASDAQ:3807)
というように、上場企業の代表がバンバン入っているすごい顔ぶれとなっている。
COMSAやICOの未来は?
ICOによる資金調達は指数関数的に増えて来ていてこれから先もどんどん増加していくと思われます。
そしてICOによる資金調達企業が増えると、COMSAにお金が集まってきます。
この資金を以下のように分配するといっています。
● トークンセールの参加者は、1USD相当の購入に対して、1 COMSA(シンボル:CMS)トー クンを取得する。セール時には発行数の上限は設定されない。
● トークンセール終了時、トークンセール参加者に発行されるトークン数と同数のトークンが 追加発行され、総発行数はそこでロックされる。言い換えれば、申し込み数を100%とした 場合、もう100%が追加発行されることとなる。
● この追加発行された100%を分母として、そのうち10%がトークンセールのリフェラルボー ナスとして紹介者に配布され、40%は既存のテックビューロ経営陣、ステークホルダー、 開発者、従業員、契約社員、そしてCOMSA ICO協議会運営に配布される。50%はテック ビューロが保持し、将来の開発、将来の配布、マーケティング、パートナーシップ、報酬、 事業拡大などにあてがわれる。
● 結果として、総発行量の55%がトークンセールの貢献者に配布されることとなる。
今からCOMSAの動向についてチェックすることが重要になってきます。今後のスケジュールはこちら
10月2日にクラウドセールが開始するので、今から無料で登録して情報を取得して起きましょう。
登録の仕方
登録は無料です。そして紹介プログラムのあるので今から登録してどんどん紹介していくといいですね。
今は事前登録期間になっています。実際にCOMSAのトークンを買えるのは10月3日からになります。
8月3日から事前登録がスタートして1日で7000人が参加しています。ということは10月3日に買いが殺到して、価格が上がるのは間違いないので乗り遅れないようにしましょう!
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