ビットコインの分裂危機は解決したのか?8月1日に起こりうる真実

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ライフスタイルプロデューサーの松村☆D☆HIRO克こと松村洋克まつむらひろかつ(「ひろ」と呼んでください)です。
ビットコインの分裂問題で世間は大騒ぎですが、興味ない人にとってはあまりにも難しい…。
実際に、仮想通貨を買っていたりなんらかのビジネスに参加している人ですら難しすぎて理解できない!
今、ビットコインや仮想通貨の業界に何が起こっていてこれからどう変わっていくのか簡単にまとめました。
以前の記事はこちら

ビットコインの前提

ビットコインは2008年に開発された分散型台帳ネットワークである。
すべての参加者が、原則に従い共有することで、分散型台帳ネットワークをりようすることができる。

今やビットコインの時価総額は5兆円にまで成長。これはマイナー、ユーザー、コア開発者がこの原則に従い共有してきたことにある。

他の仮想通貨、アルトコインと言われるものは、中央集権型の仮想通貨でありブロックチェーンを使用しているものの、コア開発者側が決めた内容でアップデートされる。

ビットコインは完全な分散型台帳の為、アップデートの為に参加者による投票が必要で、多数の同意がないの仕様を変更することができないわけなんです。

これが今回の分岐問題の大きな原因となっています。

分裂問題の真相

8月1日に行われるビットコインの分岐問題は、この原則を覆す内容となっている。
開発者、マイナー事業者がそれぞれ意見が分裂しているため、どうなってしまうのだろうと問題になっている。

この対立の構図がUASF(BIP148)とNYA(Segwit2x)、UAHF(BAHF)の対立であり、「ビットコインが分裂する」と騒がれる理由である。

コア開発者の主張するUASFは、Segwitを支持しないマイナーのブロックを受け付けない変更を行うことでブロックチェーンの分岐を誘発し、経済合理性からSegwitのアクティベーションを促す。

これに反対しているのがマイナー側であり、Segwitされた場合Asicboosterが使えなくなることからUAHFを主張している。UASFが実行されると最大手マイナーであるBitmainがハードフォークを起こすという。

NYAは、3ヶ月後のブロックサイズの引き上げるためのハードフォークを前提にSegwitのアクティベーションを計画する。Segwit2x。

結論から言うと、7/23にSegwit2xはロックオンされたので、UASFは回避されたことになるが、ここでジハン・ウーが8月1日にビットコインキャッシュを独自に発行することを決めた。

8月1日までにビットコインを持っている人はビットコインキャッシュが無償で与えられるのでめっちゃお得!な感じはするがこのアルトコインは中国でのみしか取り扱いされていないので果たして価値は上がるのかはわからないですが、わかりません。

とりあえずSegwit2xによりハードフォークして分裂するという可能性は回避されたわけだ。

仮想通貨の未来

ビットコインに対して言うと、実はスケーラビリティーの問題はまだ解決していないのだ。Segwit2xでNYAの合意に盛り込まれた、ブロックサイズの半年以内の引き上げ(1MBから2MB)にどうやって対応していくのか?

これはビットコインコア開発者側の同意が得られていなかったという理由がある。

今回はSegwit2xの合意を優先したため、具体的なロードマップは存在していない為、問題が先延ばしになっていると言える!

スケーラビリティーの問題が解決しない限り、今以上の問題が起こり分裂る可能性は大きいのでまた、騒動は起こるだろう。

そして今回、明確になったのが大手マイニングプール(中国に集中)とコア開発者、ユーザーとの立場の違い。このそれぞれの立場にいる人が合意に至ることは難しいので、分散型台帳である限りこの問題は起こり続けるであろう。

さらに先の未来を予測していくと

ビットコインは今回取引数の増加に伴って、処理しきれなくなったというスケーラビリティー問題が浮上したわけだが、そんなにみんな使っているのだろうか??

みなさんは店でビットコインで支払いしている人を見たことあるでしょうか?
ほとんどないと思います。なのに決済処理が間に合わないってなった場合、これから本当に円やドルに変わる決済手段になっていくのは不可能じゃないでしょうか?
もしくはそれに伴った大きなアップデートが必要なわけです。

1秒に7取引しか処理できないビットコインに対して、大手クレジットカード会社では1秒間に60万取引。

クレジットカードに変わる決済手段となるにはまだまだ、スケーラビリティーを大きくして処理スピードを早くしていかないといけないわけです。

その都度、こうやって内部で意見の対立が行われるわけなので、非常に問題を抱えていると言えますね。

決済手段として微妙だと世間が判断していくとビットコインの価値が下がってしまうのは目に見えているので投機対象として資金を入れている人が弾き始めると一気に価格は下がる可能性もありますね。

今回の問題で、やっぱり中央集権型の仮想通貨の方がいいという意見が多くなった場合はイーサリアムなんかが上がる可能性も大いにあります。

ただイーサリアムは今月4回もハッキングされて50億円くらい消失しております。

まだまだ仮想通貨に関するところは発展途上ですね。

自分はトレードで利用するというよりは仮想通貨を使ったサービスやプラットフォームを作る方がいいと思うので、共感できる人は組めればと思います。

8月1日に気をつけること

ビットコインキャッシュをもらえるということで、ビットコインを買っとこうという人もいるとは思いますが、この辺は取引所によって違いますので、事前に8月1日の対応を調べてから購入することをお勧めします。

そして、ショートで入っている人!売りポジションでビットコインに入っている人は、ビットコインキャッシュを払う方になります!気をつけてください。

売りポジションではいるひとってかなり上級者だと思うので大丈夫とは思いますが笑

 

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