「好きな仕事をやってるから満足です」という自己中心的発言

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「自分は好きな仕事やってるから毎日楽しいですよ」

っていう人と最近やたら会うんだけど

この発言がどういう意味があるのか考えてみた。

一見、充実していて仕事を愛していると美徳に聞こえる

たしかに高度経済成長のときはこれでよかったんだけど

今はどうなのかって・・・

好きな仕事を選ぶのは子供の考え

子供って肉とかアイスとか

好きなものばっかり食べようとしますよね?

大人はそれをみて

「野菜も食べなさい」っていう・

なぜか?

好きな食べ物だけを食べてると必要な栄養が取れない。

だから好きな食べ物とは別に、必要な栄養素も食べないといけない

大人は好きなものではなくて、必要なものを選ぶ。

好きな仕事を選んでいるのはそんな感じ。

大人は好きな仕事じゃなくて必要な仕事を選ぶ。

例えば、おれは音楽が好きだからバンド活動を仕事にするんだっていってフリーターしてる人

音楽が好きでやってるけど、それだけでは生活ができないから

フリーターして生活費を稼いでる。だれにも迷惑かけてないし、好きなことやってるからいいじゃん。

例えば、給料は安いけど服が好きだからアパレル店員してる人

昔から服が好きで、アパレル店員になりたかったんですよ

たしかに給料は安いしサービス残業を毎日しているけど、好きな仕事たから

実家で生活してます。

例えば、夜勤すごくきつくて大変だけど、人に貢献できる仕事だから看護師してますって人

夜勤がきついからストレスで過食になっちゃたり、あんまり健康じゃないど

人に貢献できるすばらしい仕事だから続けてます。

こんな感じの人がいっぱいいるけど、たしかに仕事は楽しいしやりがいあるけど

ライフスタイルはどうですかって感じ

狩りと食事どっちが大事?

現在のことで、考えるから分かりずらいけど

これが原始時代だったらめちゃくちゃわかりやすい。

原始時代は

仕事が狩り

生活が食べること

旦那が狩りに行ってとってきたのがもぐらだったらどうでしょう?

「いや、おれはもぐらを狩るのが好きだしやりがいあるからいいんだ!」

一人で生活してるうちはいいでしょう。自分だけ生活していければいいので。

でも結婚して家族ができたら?

現在のサラリーマンの平均年収が400万前後、毎月使えるお金が30万円ちょっとだとして

家賃、食費、光熱費、子供の学費、親の介護などなど使っていくと30万円じゃ足りない。

だから奥さんはパートにいくし、子供は奨学金で学校いくわけで。

原始時代のもぐらと同じです。どうせとるならマンモスがいいですよね?

マンモスとっても全部食えないから周りに分けてあげる。そんな人は村のリーダーになっていく。

これが現代でいったら会社の社長さんですね。

でもサラリーマンからいきなり起業は大変。これについてはこちら

熱血起業家はもう古い、頭のキレる人のリスク回避の3ステップ

なにが言いたいかというと、「仕事好きですから」とかっこよく言ってるやつがたくさんいるけど

それって、自慢になってないよって話

必要な仕事を選んで好きなことをする

将来、家族を持っていったり、両親の面倒をみたりしていくときに

好きな仕事やってるからいいなんて言ってられない。

けど20代はそんなこと考える知恵がない。だから20代の子たちのの口癖が

「自分は仕事好きだから・・・」

「自分は仕事にやりがい持ってるから・・・」

20代は年収300万でいいと思う。デートでマクドナルドも若いから許される。

でも40歳で後輩連れてマクドナルドは微妙だ。

サラリーマンの平均年収が400万

一人暮らしなら、問題はなくても家族4人だとできないことが膨らんでいく。

20代のうちから収入源を増やすことが大事だ。

ワロールの社長は下着が大好きだから下着メーカーをしているわけではない。

パンパースの社長はオムツに取り憑かれているわけではない。

好きなことではなくて必要なことを選ぶことが大事。

人生の予算を増やすことをは必要なことだ、好きな仕事はもちろんやっていてOK

その仕事に必要な仕事を足していこう。

複数の収入源を取得するために、仕事はしっかり選ばなければならない。

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